“使っていて気持ちが良い”とは裏を返せば、つまり“ストレスフリー”であること。
まとめるとこんな感じでしょうか。



期待するレスポンスがあること

* レスポンスとは、操作へのフィードバック
* エラーなのか成功したのか
* まだ待たせるのか
* まだ続きがあるのか
* どのくらいの量か
* などなど

わかりやすいこと

* 色だけでなく
* ラベルネームが適切か否か
* 配置は適当か
* 写真・アイコンは適当か
* 大きさは適当か → ミニマルデザインでもクリッカブルエリアが小さいのは、アクセシビリティ視点から見ても好ましくない。

クリッカブルエリアの広さ

スマートフォン向けのデザインはhover時のフィードバックができないので、
かなりセンシティブに作ってある。
クリッカブルエリアも当然広い。
PC向けサイトもあれに近づいていいのではないかと思います。



ちなみに、ヤコブさんもこんなことおっしゃられております。

コンピューター画面のピクセルは貴重で、世界で最も価値の高い不動産物件である。
AmazonのAdd to Cart(:ショッピングカートに入れる)ボタンは160×27ピクセルであるが、
それはつまり、典型的な100dpiの画面解像度では0.003平方フィート(0.0003 m2)となる。
平均的なアメリカの家の床面積にはおよそ800,000個のBuy(:購入する)ボタンをぎっしり詰め込むことが可能だろう。
そうした家は現在、$160,000で売られている。1つのBuyボタンでさえ、その金額以上の収入を生み出してしまうことは多い。
ましてや、800,000個のボタンならなおさらである。普通、ある物の価値が非常に高いと、人はそれをとっておこうとする。
しかし、画面スペースは使わずにしまっておくべきものではなく、使われるべきものである。
膨大な画面スペースを無駄にしておきながら、
価値の高いコンテンツやアクションアイテムをごく小さなスペースに詰め込んだデザインがあまりに多い。


価値の高い不動産物件を作っている、として考えれば、おいそれとレイアウトすべきでないことが、
よーくわかります。