わっくです。
更新があると思えば、電子書籍ネタばっかりになってます。
とはいえ書かずにはいられません。

なぜなら、初めての…
Kindle白泉社セールがスタートしてしまったから!




アラサー世代には涙がちょちょ切れるラインナップ


白泉社といえば、要するに花とゆめコミックスです。アラサー世代にとっては。

ど真ん中少女漫画から、割と重めのファンタジーまで揃っていた、今思い返せば不思議なラインナップばかりでした。
ちなみに動物のお医者さんや赤ちゃんと僕、みかん絵日記などがそれです。

カドカワの時のように、すべてのタイトルではないものの、1~3巻が108円とかなりお買い得なセールでした。


買ったもの晒すよ


今回も買ったもの晒しましょう。




懐かしすぎる~~。
同じクラスの小林4人組(男子2人、女子1人※ヒロイン、少年1人※こちらもヒロイン)の話です。
私服の高校だったり、何かと行事がいっぱいだったり、これぞ花ゆめ!っていう感じがします。

あと本編の途中に入るこういうコラムが、すごく時代を感じるというかなんというか。
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これって雑誌掲載時に、新刊コミックスの広告が入ってたのよね。
今でいうバナー広告。
作者のカラーが見えて楽しくはあるけど、今こうしてみると結構同人ぽさも感じるナァ。
あと書かない方もいます。(イラストで埋めちゃう)





次はカレカノ。これは大ヒット作だしアニメにもなったし知ってる方も多いでしょう。
コミックス手放してしまったので読み返したかったんだけど、とりあえず安売り分を購入。
猫被ってる学級委員のヒロインと、やっぱり猫被ってた秀才ヒーローの恋愛ストーリー。
ギャグのノリが当時新しかった。
今読み返すと、たった2~3日想い人と話せなかっただけで思い悩んじゃうヒロインに、甘酸っぱい気持ちになります。
しかし花ゆめは学級委員をやってるヒロインが多いような。花ゆめはいわゆる優等生が読んでたのかしらん。





こちらは当時読んだことなかったんですが、友人のススメで購入してみました。
高校生のヒロインと、年上ピアノの先生が彼氏の恋愛ストーリー。
タイトル自体は知ってたけど、音楽モノだったんか!
ピアノ教室で教えながらタバコ吸いまくってる描写に、すごく時代を感じます。

そして「キス」のタイトルに恥じないほどに、割と1巻目の初めくらいから主人公カップルはイチャラブしてますw
一部、少女には刺激が強いんじゃない?と思われるなフェティッシュな展開もあって、ちょっと気恥ずかしいです。
1巻目があまりに平和展開だったので、2巻目以降も買っておいてよかった。
先生の弟君のサイドストーリーが良かったです。



六本木綾さんは学生時代じゃなく、割と後に読みましたが、とても好きな絵柄の作家さんです。
男子がカッコ良い。女子はむしろちょっと男性っぽい中性的な感じがします。
オート・フォーカスはそのタイトルとおり、カメラがキーになっているストーリー。

母親が写真家の男性と電撃再婚することになるだけど、その連れ子でイケメン男子とひとつ屋根の下で暮らすことになって云々。
写真を撮るのが好きなので、これを読むとどこかに撮影に出かけたくなります。
特に、作中にもできてた尾道あたりへ…。





さて花ゆめから離れまして。
やっと大奥を読む機会がめぐってきました。
よしながふみさんの「きのう何食べた?」とかは大好きだし、よしながさんの食エッセイ的なやつも読んだことあったのに、なんで映画にまでなった大奥が未読だったのか。
それは、「男女逆転大奥」という面をあまりにも前面に出されすぎて、ちょっと色モノだと思ってたんですよね。
結論からいうともっと早く読んでおけば良かった。
全然色モノでもギャグでもありません。
むしろかなりのシリアス展開。
物語の冒頭は8代目将軍から入りますが、そもそもどうして男ばかりの大奥が作られる羽目になったのか、
3代目家光将軍まで遡っていくとストーリーはどんどんとシリアスに重くなっていき、すごく引き込まれました。
これは完全に白泉社の策略にハマった気がする…。既刊の未読分も徐々に読むつもりです。



あとこちら。ご存知の方も多いだろう夢枕獏の陰陽師のコミックス化作品。
これ、学生時代に借りて読んでいて、途中で読む機会を失っていたんですが13巻まで出てたんですね。


なんかレビューがひどいけどw
せっかくの機会なので徐々に読んでいこうと思っています。
岡野さんの絵は秀麗で好きです。