角川書店と言えば。
昨年2013年末に、創立記念で全作品50%OFFなどというありがたけしからん祭りをやってくださったのですが。
その記憶も新しいうちに、輪をかけてひどくなった(?)まさかの70%OFFという暴挙、もとい祭りが始まりました。
そんな訳で、祭りに大いに参加したよ!
1-click購入を繰り返すマシンみたいになってたよ!
買った本【漫画】
飯を食う漫画をどこまで読めば気が済むんだろうか私は。
漫画家さんが締め切り前の逃避として飯を食う話。
しかしこの職業はそういうものなんだろうか。
逃避というと、吉田戦車の逃避めしをちょっと思い出す。(作品は別に似ても似つきませんが。)
作中の大葉の天ぷら辺りで、ものすごい和食欲が湧いてきたので困りました。
いいか、重要なことを言うぞ。
く そ お も し ろ い !!!
子供の頃に起きた事件が原因(?)で、タイムリープの能力が備わってしまった主人公。
身の回りで次々と起きていく事件がどんどん酷くなり、結局時間を遡って、大元の原因となった子供の頃の事件の謎を解いていく、というお話。
余計な話は一切なくて、常に話に緊張感があります。
読んでて、巻が終わるごとに「うぉぉぉぉぉぉ」ってなった。むしろ声出てた。
もういっかい言うぞ、これはく そ お も し ろ い !!!
これは見つけた瞬間に叫びました、ぎゃわー! セール嬉しい!
吉川 景都さんのファンです。
吉川さんは、今までの作品はギャグが多かったけど、こちらはご本人の歴女な力が遺憾なく発揮されていた作品でした。
天正遣欧少年使節の謎が下巻でさらに明らかになるんでしょうか。
下巻は正規の値段でもきっと購入する事でしょう…。
うーん。これは正直買うまでも無かったかもなーと思います。
タイトル通り、著者があちこちで飯を食う記録です。
前々から気になっていたので、購入しました。
しかし、まず最初に本編と表紙の絵柄が結構違うんで、まずちょっとしたパッケージ詐欺気分w
しかも神楽坂で食うのが、まさかの長崎ちゃんぽんかよ…!! もっといいものあるのに…!
ただ、ネタとして突入していた自民党の食堂はちょっと羨ましかった。
最新2巻まで購入。
こちらは原作の小説が別にあるんですね。
王道だけどオリジナリティがあるストーリー。
少年が主人公の魔法ものです。
ある日、素敵な塔にたどり着きます。そこには幽霊になってしまったけど、今も彼のおじいちゃんが住み着いていた。
偶然か必然か、彼に出会うことで、何かに違和感を感じていた主人公の人生が拓けていく。
ワクワクできてすごく良い。
作中の “そもそも「善」とは?「悪」とはなんぞや?” というおじいちゃんの問いには考えこんでしまった。
最近私も「悪意のない善人」がこの世で一番タチが悪いと思っていたもので…。
私もこんなおじいちゃんが欲しかったよ。
続刊、楽しみです。
買った本【小説】
沖方丁さん、天地明察が面白かったのと、各所で評判が良いので購入。
ビジュアル版だと挿絵が美しいです。
途中までですが、のんびり読み進めようと思います。
長野まゆみさん、2連発。
2冊目はまだ未読。
「左近の桜」の方を読み進めていますが、本当にこの人の話は相変わらず情景が美しいです。
次々と現れる怪しげな男性も「美形」と表現するに足りず、「様子の良い」なーんて書かれると、勝手に自分の中でのイケメンをどんどん作り上げてしまいます。
主人公の桜蔵(さくら)が住んでいる宿も、あちこち趣があってとても良いです。
天窓のある風呂、代わる代わる桜が咲き乱れる宿に私も住みたいわあ。
未読ですが。
ファンタジーものとは言え、戦いは戦いでも政治的な戦いな内容が面白そうなので、人からお薦めされて買ってみました。
来月あたりのお楽しみかな。
SFもの3連発。
「百年法」の方は特にストーリーに惹かれて購入を決めました。
不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――永遠の若さを手に入れた日本国民に、百年目の“死の強制”が迫っていた。自ら選んだ生の期限に人々は、恐怖する! 第66回 日本推理作家協会賞受賞作。
映画の「トゥモロー・ワールド」にちょっと似たストーリーですね。(去年観ました)
あちらは新しい人間が生まれなくなるという話ですが。
どちらも人類が生態系の危機(異変)に面した場合にどうするのか、という意味で興味深いなと。
こちらも3冊、来月の楽しみです!
買った本【その他】
最近、周りでアルゴリズムのキーワードをよく耳にするので買ってみました。
こちらもキーワード的に気になっていたので購入。
何でもかんでも原発反対な放射脳をネットで見かける度にうへえとなっているのですが、一応私はスタンス的には卒原発です。
であれば、代替エネルギーやそもそもの電力インフラの仕組みについても知りたいなと。
この本も2011年の震災以降に書かれており、いまさらですがちゃんと読んで置こうと思っています。
なんだかレビューがすごかったのと、1冊くらい柔い本を入れようと思って購入w
まるで友達にでも語るような口調のエッセイで、中身については…なんだか…もう…凄い主婦ですこの人は。
断が捨離でも、心がときめいたりもしませんが、こういう人は反面教師的に参考にするにはいいかもしれないなぁと、
読み進めながら思えてきてしまうw
というか、まあ、現実にきっとこのタイプは居るよねっていう…
許容させてしまう程に筆者のキャラクターが強烈です。
ちょっと誇張して書いてるだろうなって気はしないでもないけどね。(そう思いたい、だって汚部屋レベルの描写が…あまりにも…)
ただ、そんなに引っ越しが多くて且つ社宅でも上品な人ばかり、って、おそらく旦那様は結構いいところの商社マンあたりじゃあないのかなーとか想像してみる。
この筆者の旦那様が一番すげえわ。
結構買ったな
買ったけど…
これ1冊あたり安いと160円くらいですからね。総額でも全然大したことなくて本当に笑ってしまう。
良い祭りでした。
KindleやiPad持ってない方でも、スマートフォン各種で読めますので、気になる方は今からでも参加してみれば良いと思います、ハイ!
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